香港映画レビュー&解説「談判專家 Crisis Negotiators」

談判專家 Crisis Negotiators: Wikipedia

 

【本記事は極力ネタバレせず記述していますが、心配な方は映画鑑賞後にご覧ください。】

大ヒットしたハリウッド映画「交渉人(1998)」のリメイク作品だが、スリリングさの代わりに人情味のある語り口になってて余韻が気持ち良い。なによりも吳鎮宇(フランシス・ン)が演じる謝家俊の人柄が心を打つ、心に染み入る余韻が心地よい映画だった。

 

 

 

談判專家


www.youtube.com 【正式預告】金像影帝劉青雲 X 金馬影帝吳鎮宇 |《談判專家》今日 冇數講

 

 

【スタッフ & キャスト】

2024年 香港 120分
監督:邱禮潯(ハーマン・ヤウ)
出演:劉青雲(ラウ・チンワン)吳鎮宇(フランシス・ン)姜皓文(フィリップ・キョン)苗僑偉(ミウ・キウワイ)韋羅莎(ロサ・マリア・ヴェラスコ)周文健(マイケル・チョウ)

 

 

【あらすじ】

警察官である卓文偉【劉青雲(ラウ・チンワン)】と謝家俊【吳鎮宇(フランシス・ン)】は、ある立てこもり事件で交渉人として犯人と交渉するが失敗。責任を感じた謝家俊は警察を辞職する。
それから3年。卓文偉は突如自身が汚職の容疑者として警察に拘束される事になった。真実を調べていた同僚は殺され、真相は自身が暴くしかない。卓文偉は拘束を振り切って逃亡する。

 

 

 

【感想】

大ヒットしたハリウッド映画「交渉人(1998)」のリメイク作品だが、より落ち着いたトーンになって原作より交渉人の仕事を幅広く描いている。なによりも吳鎮宇(フランシス・ン)が演じる謝家俊の人柄が心を打つ、心に染み入る余韻が心地よい映画だった。

本作は、ここ最近大量のアクション映画を監督してひっぱりだこの邱禮潯(ハーマン・ヤウ)による作品だ。中国での監督作品も多いが、特にコロナ後の香港アクションのヒット作はほとんど彼によるものといった感じで、超多忙でもあろうが作風も似通った面があり、「93國際列車大劫案:莫斯科行動(2023)」にしろ「ホワイト・ストーム 世界の涯て(2023)」にしろ、とにかく大規模な爆破が多数あり、最終的にはやりすぎなレベルまでエスカレートしていくのがお約束になりつつある。今作とほぼ同時公開となったもうひとつの監督作「海關戰線」は、正にそんな典型的ハーマン・ヤウ印という展開を見せるのだが、今作は違っていた。

 

談判專家

 

今作の舞台は、監督の十八番である大規模さとは真逆の密室だ。劉青雲(ラウ・チンワン)が立て籠もるオフィスと吳鎮宇(フランシス・ン)のいる事件指揮所。それ以外であっても場所を明示するより、場面だけをフォーカスするように狭いアングルや手持ちカメラを多用して、まるで刑事ドラマっぽく事件と登場人物たちに強く焦点が当たっている。なんなら、すこし昔ながらの香港映画的と感じる事もあった。

オリジナルの「交渉人」と比較しても、ストーリーは基本的にほぼ同じである。設定の時代もほぼ同じ1996年になっているが、なにより違うのは、あのスリリングさを意図的に削ぎ落としているところだ。原作はもう、緊張感を高める仕掛けが満載で本当に最後までハラハラが止まらない、今改めて見直しても最高に面白い名作だったが、あえて悪く言えば「交渉人」本来の仕事とは違う部分も大幅に盛り込まれた、スパイスとしての「交渉人」の使われ方だったとは言える。今作では本来の仕事の面を増量して見せる事で、原作より年齢の上がった主演2人に相応しい落ち着いた仕上がりになっている。

 

談判專家

 

そしてその増えた部分は、社会の陰といえる弱い人々との関わりに焦点が当てられ、これまたいつもの監督の作風とは少し違う。例えば「星くずの片隅で(2022)」のような、いま台頭している新世代香港映画らしい目線が入ってくるのが新鮮で好ましい。原作でのケヴィン・スペイシーが演じた役は妻との交渉人といった程度だったが、今作では吳鎮宇(フランシス・ン)がソーシャルワーカーとして、街の老人をケアするというほろりとさせる描き方だし、なによりも劉德華(アンディ・ラウ)が、"弱者側"として登場するのも驚きだ。

もしかしたら、今作は監督の新機軸かもしれないと思わせる新しい描き方だが、とはいえ、ほんのりと沁み入るエンディングが用意されていて、見終わった後も穏やかで温かい気持ちにさせてくれる、あくまでエンターテイメント作としてしっかり楽しめる素敵な映画であった。

 

中国映画レビュー&解説「93國際列車大劫案:莫斯科行動 Moscow Mission」 - daily diary

香港映画レビュー&解説「ホワイト・ストーム 世界の涯て 掃毒3: 人在天涯 The White Storm 3 - Heaven or Hell」 - daily diary

香港映画レビュー&解説「海關戰線 Customs Frontline」 - daily diary

香港映画レビュー&解説「星くずの片隅で 窄路微塵(きょうろみじん)The Narrow Road」 - daily diary

 

談判專家

 

 

 

【トピック】

◯ 2024年6月8日に中国で先行公開、翌週6月13日に香港で一般公開された。公開初週から「トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦」をおさえて2週連続で興収ランキング1位を獲得。7月10日現在の興行収入は2000万香港ドル(4億円)。

香港映画レビュー&解説「トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦 九龍城寨之圍城 Twilight of the Warriors: Walled In」 - daily diary

 

 

◯ サミュエル・L・ジャクソン&ケヴィン・スペイシー主演の「交渉人(1998)」のリメイクである。

filmarks.com

 

◯ 同名作品として、歐陽震華(ボビー・アウヨン)&張智霖(ジュリアン・チョン)が主演した2002年放映のドラマがある。

zh.wikipedia.org

 

 

◯ 監督の邱禮潯(ハーマン・ヤウ)はドニー・イェン主演ではない方の、デニス・トーアンソニー・ウォンが主演している「イップ・マン」シリーズの監督として知られている。
最近では、劉德華(アンディ・ラウ)主演の爆弾処理班を描いた香港映画「ショックウェイブ(2017)」&「バーニング・ダウン 爆発都市(2020)」を監督しており、それ以外に「洩密者們(2018)」や、アクション以外のジャンルでは「77回、彼氏をゆるす(2017)」や、周星馳(チャン・シンチー)との共同監督となった中国映画「新喜劇王(2019)」などの意外な作品も手掛けている。
2023年は张涵予(チャン・ハンユー)&劉徳華(アンディ・ラウ)共演の「93國際列車大劫案:莫斯科行動(2023)」、同じく古天樂(ルイス・クー)主演の「暗殺風暴」、中国映画の「绝地追击」、そして劉青雲(ラウ・チンワン)&郭富城(アーロン・クォック)&古天樂(ルイス・クー)のトップスター夢の共演的な「ホワイト・ストーム 世界の涯て」と、驚異の4本もの監督作が公開という、尋常ではない年となった。
だが今年も、もうひとつの監督作である謝霆鋒(ニコラス・ツェー)&張學友(ジャッキー・チュン)主演「海關戰線」が本作からわずか3週間後に公開と、実質監督作が2作同時に上映という常識を超えた状況となっている。

談判專家

香港映画レビュー&解説「海關戰線 Customs Frontline」 - daily diary

香港映画レビュー&解説「ホワイト・ストーム 世界の涯て 掃毒3: 人在天涯 The White Storm 3 - Heaven or Hell」 - daily diary

中国映画レビュー「93國際列車大劫案:莫斯科行動 Moscow Mission」 - daily diary

香港映画レビュー「ショック ウェイブ 爆弾処理班 拆弹专家 (拆彈專家) Shock Wave」 - daily diary

香港映画レビュー「バーニング・ダウン 爆発都市 拆彈專家2 Shock Wave 2」 - daily diary

香港映画レビュー「洩密者們 The Leakers」 - daily diary

香港映画レビュー「77回、彼氏をゆるす 原諒他77次 77 Heartbreaks」 - daily diary

中国映画レビュー「新喜劇王 新喜剧之王 The New King of Comedy」 - daily diary

 

 


劉青雲(ラウ・チンワン)

◯ 主人公であり、立てこもり犯となる卓文偉。
◯ 今や言わずとしれた香港映画のトップスターを張る大御所。「我要成名(2006)」「インターセプション 盗聴戦(2014)」で香港金像獎主演男優賞をすでに2度受賞、「奪命金(2011)」で台湾金馬奨受賞。そして「神探大戦 (2022)」で3度めの香港金像獎主演男優賞受賞となった。
最近も「インテグリティ/煙幕(2019)」「バーニング・ダウン 爆発都市(2020)」、そして2022年は「神探大戦 (2022)」と年間香港興収1位獲得の「未来戦記(2022)」と、主演作が続々ヒット。昨年末には今作と同じ邱禮潯(ハーマン・ヤウ)監督のお祭り映画「ホワイト・ストーム 世界の涯て(2023)」に主演した。

談判專家

香港映画レビュー「バーニング・ダウン 爆発都市 拆彈專家2 Shock Wave 2」 - daily diary

香港映画レビュー「神探大戦 神探大戰 Detective vs Sleuths」 - daily diary

香港映画レビュー&解説「ホワイト・ストーム 世界の涯て 掃毒3: 人在天涯 The White Storm 3 - Heaven or Hell」 - daily diary

 

 

 

 

吳鎮宇(フランシス・ン)

◯ 卓文偉の同僚であり、同じく交渉人であった謝家俊。既に警察を辞しソーシャルワーカーをしていた。

◯ 1982年に無綫電視(TVB)の訓練生としてデビュー以来、数多くの映画・ドラマに出演している名優。
主な作品はTVBドラマ「難兄難弟(1997)」「恋するパイロット(2003)」、映画では杜琪峯(ジョニー・トー)監督「ザ・ミッション 非情の掟(1999)」「エグザイル/絆(2006)」、名作「インファナル・アフェアII 無間序曲(2003)」
本作と同じ邱禮潯(ハーマン・ヤウ)監督作では「77回、彼氏をゆるす(2017)」「洩密者們(2018)」「眺望良好(2019)」「暗殺風暴(2023)」などと多くの作品に出演、本作とほぼ同時期に公開の同監督作「海關戰線」でもチョイ役で出演している。

談判專家

香港映画レビュー「洩密者們 The Leakers」 - daily diary

香港映画レビュー&解説「海關戰線 Customs Frontline」 - daily diary

 

 

 

 

 

姜皓文(フィリップ・キョン)

◯ 立てこもり事件の担当チーム主任となった李志斌。

◯ 杜琪峯(ジョニー・トー)監督「奪命金(2011)」で映画賞受賞以来、数多くの映画に出演している。主な作品は「大樹は風を招く(2016)」、LGBT映画「トレイシー(2018)」「ショックウェイブ(2017)」&「バーニング・ダウン 爆発都市(2020)」、中国映画だが無国籍的な設定のサスペンス「共謀家族(2019)」&「误杀2(2021)」「未来戦記(2022)」などがある。

談判專家

香港映画レビュー「ショック ウェイブ 爆弾処理班 拆弹专家 (拆彈專家) Shock Wave」 - daily diary

香港映画レビュー&解説「バーニング・ダウン 爆発都市 拆彈專家2 Shock Wave 2」 - daily diary

中国映画レビュー&解説「共謀家族 誤殺~迷える羊の向かう先 误杀 Sheep Without a Shepherd」 - daily diary

中国映画レビュー&解説「误杀2 Fireflies in the Sun」 - daily diary

 

 

 

苗僑偉(ミウ・キウワイ)

◯ 卓文偉の上司、羅安邦

◯ 80年代にアイドル的グループ「無綫五虎將」の一人として、劉德華(アンディ・ラウ)、梁朝偉(トニー・レオン)、湯鎮業(ケン・トン)黄日華(フェリックス・ウォン)らと共にテレビ・ドラマで人気を博した。「飛越十八層(1981)」「射鵰英雄傳(1983)」「天師執位(1984)」などの数多くのドラマに出演。映画では、本作と同じ邱禮潯(ハーマン・ヤウ)監督作「ホワイト・ストーム(2019)」などがある。

談判專家

 

 

 

韋羅莎(ロサ・マリア・ヴェラスコ)

◯ 卓文偉の妻、陳凱琳。

◯ 韋羅莎(ロサ・マリア・ヴェラスコ)は1983年生。スペイン系アメリカ人の父と台湾人の母との間に台湾で生まれる。その後香港で育ち、俳優となってからは舞台劇を中心に活動。
映画では「暗色天堂(2016)」「77回、彼氏をゆるす(2017)」「ランアウェイ 香港脱出(2017)」「アニタ 梅艷芳(2021)」「全世界どこでも電話(2023)」「不日成婚2(2023)」などに出演。昨年公開された児童虐待を描いた素晴らしい作品「年少日記(2023)」にも出演している。

談判專家

香港映画レビュー「77回、彼氏をゆるす 原諒他77次 77 Heartbreaks」 - daily diary

香港映画レビュー&解説「アニタ 梅艷芳 Anita」 - daily diary

香港映画レビュー&解説「年少日記 Time Still Turns The Pages」 - daily diary

 

 

 

周文健(マイケル・チョウ)

◯ 卓文偉から疑われ、人質にされる警察の内部調査官、李俊傑。

「新Mr.Boo!香港チョココップ(1986)」で映画デビュー。主な作品はシティハンターのオマージュ映画「孟波(1996)」「逃學威龍2(1992)」などとなるが、その他にも
「ポリスストーリー2/九龍の眼(1988)」「僕たちは天使じゃない(1988)」「城市特警(1988)」「ミラクル/奇蹟(1989)」「ゴッド・ギャンブラー(1989)」「月夜の願い/新難兄難弟(1993)」などなど、多数の作品への出演歴がある。
最近では「正義迴廊(2022)」「風再起時(2023)」などの出演がある。

談判專家

香港映画レビュー&解説「正義迴廊 The Sparring Partner」 - daily diary

香港映画レビュー&解説「風再起時 Where the Wind Blows」 - daily diary

 

 

 

その他の俳優

楊偉倫(ヨン・ワイルン)と顏卓靈(チェリー・ナガン)の人質が、ちょっとコミカルな要素を持ち込んでいて楽しませてくれる。

談判專家

 

◯ 情報屋を演じた楊偉倫(ヨン・ワイルン)は、ヒット作「正義迴廊(2022)」での鬼気迫る演技によって一気に知られる事となった。以来「全世界どこでも電話(2023)」「作詞家志望(2023)」「12怪盜(2024)」と引っ張りだこの人気俳優となっている。

香港映画レビュー&解説「正義迴廊 The Sparring Partner」 - daily diary

談判專家

 

 

◯ 顏卓靈(チェリー・ナガン)は「狼たちのノクターン 夜想曲(2012)」「狂舞派(2014)」などで知られるようになったが、「大楽師(2017)」以来久々に登場という印象だ。

香港映画レビュー「大楽師 大樂師 為愛配樂 Concerto of the Bully」 - daily diary

談判專家

 

 

 

◯ 二人に代わって交渉人をすることになる部下として、朱栢謙(ジュー・パクヒム)が出演している。元々バンドでの音楽活動で知られるようになり、舞台演劇「大龍鳯(2014)」で受賞歴あり。映画「暗色天堂(2016)」「白日青春-生きてこそ-(2022)」「正義迴廊(2022)」「星くずの片隅で(2022)」などなど、出演作が増加中だ。なお、弟の朱柏康(ジュー・パクホン)も「私のプリンス・エドワード(2019)」などで俳優として活躍中。

談判專家

香港映画レビュー&解説「正義迴廊 The Sparring Partner」 - daily diary

香港映画レビュー&解説「星くずの片隅で 窄路微塵(きょうろみじん)The Narrow Road」 - daily diary

香港映画レビュー&解説「私のプリンスエドワード 金都 My Prince Edward」 - daily diary

 

 

◯ 同僚で内部調査官の張永嘉を演じたのは黃德斌(ケニー・ウォン)。1990~2000年代と数多くのドラマに出演。香港版おっさんずラブ「大叔的爱(2021)」では、吉田鋼太郎の開発部部長にあたる翟国强を演じた。
「コールド・ウォー 香港警察 堕ちた正義(2016)」「逆流大叔(2018)」「バーニング・ダウン 爆発都市(2020)」「レイジング・ファイア(2021)」「逃獄兄弟」シリーズ、周潤發(チョウ・ユンファ)主演作「別叫我"賭神"(2023)」など、そして大ヒット作「トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦(2024)」にも出演している。

談判專家

香港映画レビュー&解説「バーニング・ダウン 爆発都市 拆彈專家2 Shock Wave 2」 - daily diary

香港映画レビュー&解説「レイジング・ファイア 怒火 Raging Fire」 - daily diary

香港映画「逃獄兄弟 Breakout Brothers」 - daily diary

香港映画レビュー&解説「別叫我"賭神" One More Chance」 - daily diary

香港映画レビュー&解説「トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦 九龍城寨之圍城 Twilight of the Warriors: Walled In」 - daily diary

 

 

 

◯ 狙撃手として立てこもり事件に臨場した同僚警官・高赫役の盧惠光(ケン・ロウ)は、ムエタイをマスターしているアクション俳優。ジャッキー・チェンに気に入られて専属ボディガードになると同時に、「プロジェクトA2(1987)」「ポリスストーリー2(1988)」「酔拳2(1994)」など、数多くのジャッキー映画で敵役を演じた。
その後も「ラッシュアワー(1998)」「無問題(1999)」「スペシャルID 特殊身分(2013)」「ドラゴン×マッハ!(2015)」「ショック ウェイブ(2017)」「SPL 狼たちの処刑台(2017)」「レイジング・ファイア(2021)」などなど、今もなおアクション映画への出演が続いているレジェンド俳優である。

談判專家

香港映画レビュー「ショック ウェイブ 爆弾処理班 拆弹专家 (拆彈專家) Shock Wave」 - daily diary

香港映画レビュー「SPL 狼たちの処刑台 殺破狼:貪狼 Paradox」 - daily diary

香港映画レビュー&解説「レイジング・ファイア 怒火 Raging Fire」 - daily diary

 

 

 

◯ 副警視総監役に鄭則仕(ケント・チェン、画像左)と、元警察官役で袁富華(ベン・ユエン、画像右)が出演している。
鄭則仕(ケント・チェン)は「新ポリス・ストーリー(1993)」「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地黎明(1991)」「イップ・マン 葉問(2010)」などに出演。
袁富華(ベン・ユエン)は周星馳(チャウ・シンチー)監督「喜劇王(1999)」などにも出演しているが、「トレイシー(2018)」「ソク・ソク(2019)」などのLGBT映画を含めた最近の作品にも多く出演している。

談判專家

 

 

◯ 立てこもり事件を起こした夫婦として、今作のプロデューサーを務めた劉德華(アンディ・ラウ)が特別出演している。

談判專家

 

 

 

 

www.teppayalfa.com

www.teppayalfa.com

www.teppayalfa.com

www.teppayalfa.com

www.teppayalfa.com

www.teppayalfa.com

www.teppayalfa.com

www.teppayalfa.com

www.teppayalfa.com

www.teppayalfa.com

www.teppayalfa.com

www.teppayalfa.com

www.teppayalfa.com

www.teppayalfa.com

www.teppayalfa.com

www.teppayalfa.com

www.teppayalfa.com

www.teppayalfa.com

www.teppayalfa.com

www.teppayalfa.com

www.teppayalfa.com

www.teppayalfa.com

www.teppayalfa.com