この時期に上映/公開/配信/Blu-rayDVD発売される中国・香港映画の全作品をリストアップ。既にレビューを書いた作品もあり。 最終更新:2026年9月2日
『長江』映画レビュー 「歌手・さだまさしが35億円の借金を作った映画」だけで終わらせるには、あまりにも惜しい。1980年、改革開放が始まったばかりの中国を35mmフィルムで大規模に撮影した奇蹟の贅沢さ。45年後の今こそ、その驚くべき映像の価値を再発見す…
中国映画『太陽の少年』レビュー。 懐かしさを刺激する美しい光が煌めく映像、理想的なまでに美しいミューズ・米蘭(ミーラン)。そこには記憶が美化される大人だからこそ見えてくる歪み。緻密さとロマンチシズムが同居する姜文(チアン・ウェン)監督の人と…
中国映画『鬼が来た!』レビュー。 センシティブな題材という先入観を脱臼させるようなブラックコメディ。香川照之の凄まじい迫力と入念に作り込まれた日本軍描写。抗日映画を変革しようとする監督の志の高さがカンヌ受賞と中国不許可を呼び込んだ力作。 200…
中国映画『罪の手ざわり』レビュー。 賈樟柯(ジャ・ジャンクー)の長編7作目は4つの死亡事件をオムニバス的に描く。 映画俳優たちによるケレン味ある映像は、SNSによる受け手の変化を反映した先駆的な試みでカンヌ映画祭・脚本賞を受賞。 2013年 中国・フラ…
中国映画『イン・パブリック』レビュー。 山西省の駅の待合所やバス停、ビリヤード場など、人が集まる「公共場所」に集う人々を記録した短編ドキュメンタリー。翌年の『青の稲妻(2002)』へと繋がるロケ地、観察者として後年のスタイルへと繋がっていく考え…
中国映画『世界』レビュー インディペンデント映画から中国も公認するメジャー監督となってからの第一作は、ついに北京を舞台に世界を見据える。そして監督のフォーマットが世に出た転換点となる作品 2004年 中国・フランス・日本 133分 豆瓣評価:7.6/10 監…
中国映画『青の稲妻』レビュー。 賈樟柯(ジャ・ジャンクー)3作目、故郷三部作のラストは汾陽(フェンヤン)ではなく大同(ダートン)が舞台。あまりにも気だるく無気力な若者たちは、時代に裏切られた人々そのものの時間。 2002年 中国・フランス・日本・…