中国映画『イン・パブリック(2001)』レビュー。 山西省の駅の待合所やバス停、ビリヤード場など、人が集まる「公共場所」に集う人々を記録した短編ドキュメンタリー。翌年の『青の稲妻(2002)』へと繋がるロケ地、観察者として後年のスタイルへと繋がって…
中国映画『世界(2004)』レビュー インディペンデント映画から中国も公認するメジャー監督となってからの第一作は、ついに北京を舞台に世界を見据える。そして監督のフォーマットが世に出た転換点となる作品 2004年 中国・フランス・日本 133分 豆瓣評価:7…
中国映画『青の稲妻(2002)』レビュー。 賈樟柯(ジャ・ジャンクー)3作目、故郷三部作のラストは汾陽(フェンヤン)ではなく大同(ダートン)が舞台。あまりにも気だるく無気力な若者たちは、時代に裏切られた人々そのものの時間。 2002年 中国・フランス…
中国映画『プラットホーム(2000)』レビュー【後編】 音楽、テレビ、カルチャーと、大量の文化をコラージュすることで当時の空気を立ち昇らせる。なぜ賈樟柯(ジャ・ジャンクー)はこの手法を使ったのか探る。 2000年 中国・香港・日本・フランス 154/193分…
中国映画『プラットホーム(2000)』レビュー。 改革開放からの10年を劇団俳優たちの目線から描く、監督の若き時期を反映した作品。若者たちが時代の変化に向き合い、対応しながら生きていく群像劇。穏やかな青春映画にも見え、美しい記憶となる。 2000年 中…
中国映画『一瞬の夢(1998)』レビュー。 賈樟柯(ジャ・ジャンクー)の長編デビュー作は、荒削りだが既に強い個性を放っている。改革開放期の価値観の急変に対応できない男。少し哀愁を持った目線で彼を見つめていく、世界の注目も納得の良作。 1998年 中国…
中国映画『盲井(2003)』レビュー。 『盲山』と同じく社会の不条理を突き詰めた硬派な社会派作品。だが同時にあの王宝强(ワン・バオチャン)の初々しい少年ぽさが凄まじい魅力を放つ、不思議な組み合わせの良作。 2003年 中国 92分 豆瓣評価:9.0/10 監督…