【本記事は極力ネタバレせず記述していますが、心配な方は映画鑑賞後にご覧ください。】
監督の前作「共謀家族(2019)」に通じる東南アジアが舞台のサスペンス。だが3人の主役がそれぞれの地獄に陥って絡み合い、最後までまったく結末が見えず、最高に面白い。ダークで陰鬱なムードに覆われ狂気と愛情の狭間に転げ落ちていく。残酷な描写も多いので注意も必要だ。
www.youtube.com A Place Called Silence 默杀 - Official Trailer
【スタッフ & キャスト】
2024年 中国 119分
監督: 柯汶利(サム・クワー)
出演: 王传君(エリック・ワン / ワン・チュエンジュン) 、張鈞甯(チャン・チュンニン)、吳鎮宇(フランシス・ン)、王圣迪(ワン・ションディー) 、蔡明(チャイ・ミン)、金士杰(チン・シーチェ)
【あらすじ】
太平洋に浮かぶ小さな島国ドーマ市の静華女子高等学校で発生した連続失踪事件。
降り降ろされた鉄槌が復讐の扉を開く。警察の捜査が深まるにつれ、関係者の誰もが言い知れぬ秘密を抱えていることが明らかになる......
中国映画週間より
【感想】
監督の前作「共謀家族(2019)」に通じる東南アジアが舞台のサスペンス。だが3人の主役がそれぞれの地獄に陥って絡み合い、最後までまったく結末が見えず、最高に面白い。ダークで陰鬱なムードに覆われ狂気と愛情の狭間に転げ落ちていく。残酷な描写も多いので注意も必要だ。
ポスタービジュアルの通り、主役は王传君(エリック・ワン / ワン・チュエンジュン) 、張鈞甯(チャン・チュンニン)、そして吳鎮宇(フランシス・ン)の3人なのだが、一方で女子高生たちの物語でもある。張鈞甯(チャン・チュンニン)の娘が通う女子校を舞台に、恐ろしい連続失踪事件が発生する。
筆者は本作をマレーシアで見たのだが、映画の舞台は架空の島国という設定だが、ほぼマレーシアと考えて良い。監督の出身地はマレーシア・ペナン島で、ロケもペナンで行われた。見始めにはインドネシアにも見えたりしたものの、マレーシアの実際とも色々変わっているので、あくまでも架空の南国という位置づけだ。これは前作「共謀家族(2019)」での "限りなくタイに見える異国" というのと同じやり方で、その続編「误杀2(2021)」や「妻消えて(2023)」という、シリーズのプロデューサー・陈思诚(チェン・スーチェン)が仕掛ける"異国ものサスペンス"の続編という理解が正しいかと思う。
ちなみに、実際のマレーシアは中華系人口はかなり高いため、劇中のような中国語(客家、福建、広東語など)だけの会話は自然だが、一方で普通なら半数くらいになるはずの頭にヒジャブを着けた女性は劇中にほとんど登場しない。また1990年代か2000年代頃の一昔前という設定だけあって、全体の建物や携帯電話に自動車、風景など、ノスタルジックな雰囲気でもある。
劇中はほぼ常に雨が降っており、前作と同じく画質のグレーディングもやり過ぎギリギリなくらいに暗く、人工感も強く、ざらついている。見るからに怪しく不穏で、全体が見通せる事は一度もない。
そうしたダークで怪しい雰囲気の中、冒頭からかなり凄惨なシーンが登場する。中国には年齢制度は無いが、マレーシアでは16歳、香港では15歳から観覧可能なレーティング指定となっているので、見る時は注意した方が良いかもしれない。
だがしかし、その凄惨なシーンはあくまで序章にしか過ぎないし、あらすじでは連続失踪事件と書いてあるものの、それですらきっかけでもなければ結末でもない。ストーリーは何度も変転し、主人公も入れ替わっていく。最後までまったく飽きずに楽しめる作品だ。
下記トピック欄にあるように、この作品はたった5ヶ月という短期間の超ハイスピードで作られている。にもかかわらず俳優陣の仕事は皆素晴らしい。特に主演の2人、王传君(エリック・ワン / ワン・チュエンジュン) と張鈞甯(チャン・チュンニン)は本当に素晴らしくて、張鈞甯(チャン・チュンニン)の鬼気迫る眼力、王传君(エリック・ワン / ワン・チュエンジュン)の、「無名(2023)」から更に振り幅を広げ、様々に印象を変えていく演技の幅広さは本当に見ごたえがある。
数多くの伏線が緻密に張り巡らされている脚本で、場面もどんどん展開していき、飽きる暇もない。多めの登場人物だが誰もが疑わしく見えてきて、無駄な配役が存在しない。非常にスリリングで最高に面白い作品だ。
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【トピック】
◯ 2024年7月3日から中国大陸で一般公開。それまで1位を維持していた彭昱畅(ポン・ユーチャン)&周也(ジョウ・イエ)主演の「雲の上の売店(云边有个小卖部)」をおさえて、公開から2週連続で興収ランキング1位を獲得。その後「抓娃娃(じゅあわわ)」に1位の座を譲る形となった。興行収入は13.5億元(280億円)を記録しヒット作となった。
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◯ 2024年10月22日からの2024東京・中国映画週間で「黙殺~沈黙が始まったあの日~」というタイトルで公開される予定。
◯ 本作は公開までに複雑な経緯をたどっており、元々同名映画の公開が中止されたため、改めて撮り直しリメイクしたものである。当初、同じ柯汶利(サム・クワー)監督によって2017年に台湾の俳優・黃健瑋(ホアン・ジエンウェイ)と尹馨(アイビー・イー)主演で制作し、完成作品が一旦2022年10月から翌年6月にかけ釜山や台北、上海映画祭で上映されたのだが、黃健瑋(ホアン・ジエンウェイ)によるMetooスキャンダルが2023年6月に発覚し、公開中止となった。
そのため再キャスティングの上で、急遽2024年2月から再び撮影し直し、わずか5ヶ月で完成させたのが本作となる。
なお、オリジナルはシンガポール・マレーシア・台湾合作だったのが、今作は中国映画となっている。 また黃健瑋(ホアン・ジエンウェイ)が演じたのは今作で王传君(エリック・ワン / ワン・チュエンジュン) が演じた林在福役であると思われる。
オリジナル「默杀」ポスター
◯ 本作のストーリーは、柯汶利(サム・クワー)監督と脚本家が見かけた台湾の女子高校での事件報道が元になっている。
《默杀》原型案件讲了什么故事 默杀电影原案件解析_商业频道_中华网
◯ 監督であるマレーシア・ペナン出身の柯汶利(サム・クワー)は、「唐人街探偵」シリーズの陈思诚(チェン・スーチェン)との関係が色濃く、彼がプロデューサーに就いた、今作同様に東南アジアを舞台にしたサスペンス「共謀家族(2019)」で商業映画を初監督。
2019年12月からという、まさにコロナ禍のど真ん中での公開という非常に困難なタイミングだったが、4ヶ月間のロングラン上映、のべ6週間の興収ランキング1位を獲得するヒット作となった。つまり、前作と今作のどちらの作品でもタイミングの不運に翻弄されるという結果になっている。ドラマ版「唐人街探案」でも監督を務めた。
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王传君(エリック・ワン / ワン・チュエンジュン)
◯ 女子校で働いている職員・林在福。
◯ 2007年にオーディション番組「加油!好男儿」に井柏然(ジン・ボーラン)らと共に出演して知られるようになった。コメディドラマ「爱情公寓(2009)」で日本人漫画家を演じて人気になる。
大ヒット映画「薬の神じゃない! 我不是药神(2018)」での主役チームの一員だったのを覚えている人も多いのではないだろうか。この監督の次作「素晴らしき眺め(2022)」にも出演。
2023年は程耳(チェン・アル)監督の浅野忠信出演作「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・上海(2016)」からの続投という形で梁朝偉(トニー・レオン)・王一博(ワン・イーボー)の「無名(2023)」にも出演。
それ以外にも、日本では娄烨(ロウ・イエ)監督作「サタデー・フィクション(2019)」が公開、社会現象にまでなった大ヒット作「ノー・モア・ベット: 孤注(2023)」、大ヒットSFドラマ中国版「三体(2023)」、陈凯歌(チェン・カイコー)監督の朝鮮戦争を描いた「志願軍 ~雄兵出撃~(2023)」と大作出演が目白押しの出世の年となった。
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张钧甯(張鈞甯、チャン・チュンニン)
◯ 小彤(陈语彤)の母親・李涵。シングルマザーで娘の学校で勤務している。
◯ 台湾人俳優で、ドラマでは「武則天(2014)」、「三国志(2017)」、「海上牧雲記(2017)」、「如懿伝(2018)」などで人気になる。他には台湾版「ハチミツとクローバー(2008)」、ドラマ版の「唐人街探偵(2020)」などにも出演。
映画では、香川照之主演の「闘茶 tea fight(2008)」、倍賞千恵子主演の日中合作映画「東京に来たばかり(2012)」、「ハーバー・クライシス(2014)」、ドタバタ海外旅行コメディ「闺蜜2(2018)」、黄渤(ホァン・ボー)主演のお受験映画「学爸(2023)」などに出演している。
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吳鎮宇(フランシス・ン)
◯ 失踪事件の捜査で学校に来た戴国栋。
◯ 1982年に無綫電視(TVB)の訓練生としてデビュー以来、数多くの映画・ドラマに出演している香港映画の名優。
主な作品はTVBドラマ「難兄難弟(1997)」や「恋するパイロット(2003)」、映画では杜琪峯(ジョニー・トー)監督「ザ・ミッション 非情の掟(1999)」や「エグザイル/絆(2006)」、名作「インファナル・アフェアII 無間序曲(2003)」。
最近は邱禮潯(ハーマン・ヤウ)監督作の「77回、彼氏をゆるす(2017)」や「洩密者們(2018)」、「眺望良好(2019)」、「暗殺風暴(2023)」などと多くの作品に出演。今年6月には主演作である米映画「交渉人」のリメイク「談判專家(2024)」と海洋アクション「海關戰線(2024)」の、同監督の出演作2作が同時期に公開という事態が発生した。
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王圣迪(ワン・ションディー)
◯ 李涵の娘・小彤(陈语彤)。
◯ 4歳頃からダンスなどでも活躍し、子役としても活動を開始。
ヒットドラマ「バッド・キッズ 隠秘之罪(2020)」で知られ、「摩天楼のモンタージュ(2020)」や映画「ゴッドスレイヤー 神殺しの剣(2021)」などに出演している。昨年には大鹏(ダーポン)監督作「保你平安(2023)」に出演した。
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蔡明(チャイ・ミン)
◯ 李涵の住むアパートの大家・徐妈妈。話し好きで住人たちとも常にコミュニケーションしている。
◯ 俳優でもあり、小品という中国での新喜劇的コントの有名コメディ俳優だ。子供の頃から少年合唱団や劇団に所属して映画にも出演していた。その後1980年代から小品にも出演するようになり、2019年までは春節の晩の特別番組に毎年出演するほどの有名俳優となった。
ドラマでは主演作「老妈的三国时代 (2014) 」や映画での主演作「闲人马大姐 (2000) 」のほか、「热血男人帮 (2015) 」、「天气预爆 (2018) 」、「鼠胆英雄 (2019) 」などに出演。今年4月にスタジオジブリの映画「ハウルの動く城(2004)」が中国で公開された際には、美輪明宏が演じた荒地の魔女役の声を演じた。
金士杰(チン・シーチェ)
◯ 女子校に勤務している牧師・方觉众
◯ 1951年生の台湾人俳優・劇作家・監督。1980年に台湾初の実験小劇場劇団・蘭陵劇坊の団長として活動。1986年初演の「暗戀桃花源」や「這一夜,誰來說相聲?」の主演として知られる。映画・ドラマにも出演しており、台湾金馬奨・助演男優賞ノミネートの映画「ブレイド・マスター(2014)」や「唐人街探偵 THE BEGINNING(2015)」、「乗風破浪(2017)」、アニメ「紅き大魚の伝説(2016)」などの中国映画にも数多く出演している。
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その他の俳優
◯ 小彤(陈语彤)の同級生で仲良しの惠君を演じた徐娇(シュー・チャオ)は、9歳の頃に出演した周星驰(チャウ・シンチー)監督・主演の映画「ミラクル7号 (2008) 」 で俳優デビュー、香港金像奨で新人賞を受賞した。その後も映画「越光宝盒 (2010) 」、「星空(2011)」、米映画「アポカリプス 宇宙終焉(2022)」、ドラマでは「星漢燦爛(2022)」、今年は主演作「小心我会电到你 (2024) 」などなど、コンスタントに出演している。
◯ 戴国栋の息子、吴望を演じた黄明昊(ジャスティン、ホアン・ミンハオ)。韓国のオーディション番組「PRODUCE 101 シーズン2」に登場後、中国の「偶像练习生」を経てNINE PERCENTのメンバーとしてデビュー。現在は乐华七子 NEXTのメンバー。過去に日本でトップクラスのラッパー・KOHH(千葉雄喜)との曲もリリースしている。
映画では徐铮(徐崢、シュー・ジェン)主演の上海を描いた良作「白さんは取り込み中(2021)」に出演している。
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◯ 小彤(陈语彤)の同級生であり、校長の娘・安琪役の穆梦娇(ムー・メンジャオ)もまた10歳頃から俳優として活動。映画「天边的孩子 (2015) 」でデビューの後、「罪途1之死亡列车 (2018) 」と「罪途3之正义规则 (2018) 」に出演。
特撮ミュージカル魔法少女ドラマという、実写版セーラームーン的な毛色の違う作品「舞法天女之绚彩归来 (2019) 」に出演した。
◯ 小彤(陈语彤)の同級生・钟晓晴役の顾明漪(グ・ミンイ)は古装劇ドラマ「大唐来的苏无名 (2022) 」などに出演している。
◯ 小彤(陈语彤)の同級生・黄雯凌役の卓依娜姆(ゾイナム)は、四川省アバ・チベット族チャン族自治州出身で、THE9を輩出した人気ガールズオーディション番組「青春有你2」に出場して芸能界入り。今作が映画初出演となる。
◯ 小彤(陈语彤)の同級生・高静书役の王晓赟子(ワンシャオユンズ)は、新疆ウイグル自治区ウルムチ出身。古装ファンタジードラマ「七時吉祥 (2023) 」に出演、林一(リン・イー)&周也(ジョウイエ)主演のドラマ「别对我动心 (2024) 」の後、今年5月に中国マンガ「縁結びの妖狐ちゃん」の映画版「狐妖小红娘·月红篇 (2024) 」が公開された。
◯ 刑事・小文を演じた阿如那(アラン・アルナ)は内モンゴル自治区出身のモンゴル族俳優。
大ヒットドラマ「狂飆 (2023) 」に出演。映画では「驴得水 (2016) 」、「古董局中局(2021)」、王一博主演の「熱烈(2023)」、邱禮潯(ハーマン・ヤウ)監督の「绝地追击(2023)」&「93國際列車大劫案:莫斯科行動(2023)」、そして「中国卓球~窮地からの反撃~(2023)」など、昨年急速に知られるようになってきた。
今年は张艺谋(チャン・イーモウ)監督の最新作「第二十条(2024)」に出演。
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◯ 刑事・咖喱包を演じた王成思(ワン・チェンスー)は、沈腾(シェン・トン)や马丽(マー・リー)を排出した大人気喜劇集団「開心麻花」の出身。劇団の映画「夏洛特烦恼 (2015) 」や「恥知らずの鉄拳(2017)」、「西虹市首富(2018)」などのほか、王宝强(ワン・バオチャン)主演「唐人街探偵 NEW YORK MISSION(2018)」にも出演。今作と同時期に公開された「抓娃娃(じゅあわわ、2024) 」にも出演している。
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◯ 小彤(陈语彤)の女子校の校長であり、同級生・安琪の父親を演じたのは柳小海(リュウ・シャオハイ)。1982年生まれ。
ドラマ「魔幻手机 (2008) 」や「宝莲灯前传 (2009) 」、「新闺蜜时代 (2014) 」などに出演。今作監督の柯汶利(サム・クワー)が監督を務めた「女心理师 (2021) 」にも出演している。
映画では张子枫(チャン・ズーフォン、チャン・ツイフォン)と吴磊(ウー・レイ、レオ・ウー)が主演した「この夏の先には(2021)」で张子枫の父親役を演じた。
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