最近の中国・韓国映画

ここ最近見たアジア映画はこの3つ。

 

 

1. 機器之血 Bleeding Steel (ポリス・ストーリー/REBORN)

機器之血 Bleeding Steel (ポリス・ストーリー/REBORN)機器之血 Bleeding Steel (ポリス・ストーリー/REBORN)

 

監督: レオ・ザン
出演:ジャッキー・チェン(成龍)、Nana(欧陽娜娜)、カラン・マルヴェイ
2017年中国

 

2007年の香港。国際捜査官リン・トンは危篤状態にあった幼い娘を残し、自分の任務でなかった証人警護作戦に駆り出されてしまうのだった。その結果、人工遺伝子に絡む陰謀に巻き込まれてしまい、瀕死の重傷を負ってしまう。

そして、2020年のシドニーでかつての事件の元ネタにした小説《ブリーディング・スチール》の出版をきっかけに、正体を隠して暮らしていたリン・トン。黒ずくめの犯罪組織、謎のハッカーがある秘密を握る少女を巡って、再び活動を開始するのだった・・。ここより

 

日本でも今年11月に公開の予定。

ただストーリーはポリスストーリーとはほぼ関係ない。毎年作られるジャッキー・チェンのアクション映画という感じで、今回もまだジャッキーはド派手なアクションをしっかり頑張ってくれている。人工遺伝子関連の話はあくまでスパイスという程度。何はともあれジャッキーの映画が再び日本で公開されるのは素直に喜びたい。

 

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2. 1987: When the Day Comes(1987、ある闘いの真実)

1987: When the Day Comes(1987、ある闘いの真実)

 

監督:チャン・ジュナン
出演:キム・ユンソク、ハ・ジョンウ、ユ・ヘジン、キム・テリ
2017年韓国

 

9月に日本公開決定

1987年1月、全斗煥大統領による軍事政権下の韓国。徹底的に北分子を排除したい南営洞警察のパク所長(キム・ユンソク)が指揮する取り調べは、日に日に激化していた。そんな中、ソウル大学の学生が行き過ぎた取り調べ中に死亡する。隠ぺいのために警察は親にも遺体を見せず火葬を申請するが、何かおかしいと感じたチェ検事(ハ・ジョンウ)は検死解剖を命じる。解剖により学生は拷問致死であったことが判明するが、政府は取り調べをした刑事二人を逮捕することで事件を終わらせようと画策する。これに気付いた新聞記者、刑務所看守らは、事実を白日のもとにさらそうと奔走するが、警察による妨害もエスカレートしていく。また、拷問で仲間を失った大学生たち(カン・ドンウォン)も立ち上がろうとしていたー。一人の大学生の死から始まった、韓国全土を巻き込む民主化闘争を描く衝撃の実話。ここより

 

1987年の6月民主抗争における6・10デモを描いている。当時、子供だった僕がソウル・オリンピック近づくとはいえ頻繁に学生デモが起こっていた事をニュースで見ていた事を、改めて思い出す。しかしこれを描くというのは今だからようやく実現したのでは無いのだろうか。つい先日見た「タクシー運転手 約束は海を越えて」と同様に、ある種冷静に歴史を振り返る事ができつつある事に、彼の国の進歩する時期に直面している事を実感する。

もちろん映画は良質。特にキム・テリ演じる女子大生が観客を映画に導入する素晴らしい役目を果たしている。

 

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3. 七十七天 Seventy-seven Days 

七十七天 Seventy-seven Days

監督:赵汉唐
出演:赵汉唐、江一燕
2017年中国

 

楊という冒険家が自らの真実を追求するため、チベット自治区北部のチャタン (羌塘) 無人区を西から横断しようと計画する。その途中チベットで、半身不随となるも活動を続ける女性冒険家と出会い…

 

中国の美しい風景をひたすら捉えた、ありそうでも無かったような映画。とにかく風景を捉えることを最優先にし、ストーリーや演出はそのためのアクセントという程度に留めている。冒険とはどういうものか、美しい風景とはどんな過程の先に見ることができるのか。そんな考え方自体が中国では新鮮なのではないだろうか。登場人物もある種ピュアであり、中国映画的な欲求や世俗というものを極力排除して生きている。中国的考えが一歩進んだように思わせてくれる新しい映画だ。

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30. 七十七天 Seventy-seven Days Trailer | through Tibet’ Changthang alone | 2017 Chinese Movies