スリランカの夜は、正直言って退屈である。
他の国での夜に比べて圧倒的にやることが無い。繁華街みたいなところでも晩飯を食ったら、もうどこもが閉店の雰囲気を醸し出し始めて、こちらまで宿に帰ろうかという気分になってしまう。
それはつまり、酒場が無いというのが大きいのではないか。
スリランカでは本当に酒場がない。だから夜を過ごしようがないのだ。
とはいえ、無い訳ではなく少数だが酒を提供する店が存在する。
ここはコロンボ、鉄道のフォート駅前だ。多くの人が行き交うコロンボ最大の駅だが9時ころになると人もまばらになる。そんな場所のバーには、ちらほらと客がいた。
酒を提供する店は、ほぼ酒しか提供しないようで、カウンターの向こうにもほとんど酒しか無い。
コロンボのご当地ビールといえば、のライオンを飲みながら、皆が話に興じている。しかし、話だけだ。。。なかなかストイックな環境。。。
ちなみに向かいの駅前のレストランでは、こんなに明るくきらびやかな雰囲気である。ただクリーンさは同じかもしれない。
スリランカ定番のチキン・ビリヤニ。