深圳の目的のひとつはここ!電気街の华强北商业街(華強北商業街)である。
やはり深圳といえば電化製品、IT関連で世界の最先端という話である。ここを見ずして深圳を見たとは言えまい…
しかし、秋葉原的な様相をイメージして行くと驚く。大変に開放的で美しい。混沌とかダークなイメージは、少なくとも外観からは微塵もない。
と、同時に少し落ち着きすぎていて大人しいと思わなくもない。こういったドローン専門店もあるが、数年前は店頭でバンバン飛ばしていたそうなのだが。
何軒も並んでいる複合商業ビルの中から、赛格通信市场(賽格通信市場)に入ってみる。
中はこういった小分けされたブースで携帯電話関連パーツを販売している業者の巣窟といった様相。4階くらいまでびっしりと続く。
こんな具合にパーツを卸売しているので、大量に並んでいる。
バッテリー、ディスプレイ、ケース…たとえiPhoneだろうがあらゆるものが並んでいる。
そして老舗らしいここ賽格电子广场(賽格電子広場)はもっとカオスであった。
ここではもっと幅の広い電気部品業者が10階までの広大なフロアで展開している。PC, 家電もこちらがメインだ。
アップルならぬ、アンブレラマークのPCも販売中。
しかし、活気が少々弱かったような気もするのはなんだろう。
さて、そこから移動して中国文化主題公園 (錦繍中華)にやって来た。
ここは、中国の名所をミニチュアで見せてくれる公園である。
広大で、大変手のかかったミニチュアが屋外に延々と続いている。結構な入場料(140元? = 2,300円くらい)なのが納得のクオリティだ。
特に、庭木の手入れが尋常じゃなく丁寧で、まるで盆栽かと感動するレベル。
これは少林寺!屋外でこれを維持するのは結構たいへんな気がするなぁ。
特に万里の長城はもう、このクオリティをミニチュアながら数キロレベルで作る脅威。
この方々の恩恵は計り知れない…などと思っていたのだが、
この桜を見てのけぞった。なんと造花!枝ごとの桜をくくりつけている(笑) なんなんだこの割り切りは…
やれることはきちんとやる。できない事も隠さずにきちんと美しく見せる。どっちもおもてなし、というのは納得できるから悪い気はしなかったな。
公園内の丘の上で、万里の長城に囲まれながら深圳の町並みを眺めていた。