こちらではNHKも見れるのだが、CCTV(中国中央电视台)も見れた。中国のNHK。
とても興味があって、わざと垂れ流しで延々とかけていた。
日本では、さも国の意向が全面に出た放送をしていて、反日ドラマばかりやってたり、ニュースも全然自国よりのプロパガンダ的だったり、みたいな印象だが全然そんなこと無いぞ。
朝はニュース、昼はドラマばっかり。あと地方に出かける旅番組的なのとか。
これは向こうでも見た。知らない中国の風景がとっても面白い。そして器の話。
漫才も多かった!あと何よりコメディー劇。新喜劇みたいな感じで見てても何となくわかる、気がする(笑)
そして一番印象的だったのは、こういうポエム?というか詩的な言葉を流していく番組が時々挟まれる事。
"又在这个春天的起点(春が始まろうという時)"
5分だか10分だか、深夜に幻想的な風景と共に春(新年?)の始まりを謳う。恐らく政治的なものは全く無い。むしろ漢詩を想像したし、中国の人がSNSで良くシェアしている恋愛のポエムと同種のものを感じた。これは一種の伝統なんだろうか。
いろんな事を考えながらぼーっと見ていた。この感覚はとても面白い。
中国人のノスタルジー。
機内ではこの映画を見た。「落跑吧 愛情」 台湾、香港、中国の合作。
女性向けというか、ファンタジーだね。