全ては中原淳一

今日は遂に、ようやく、積年の、ずーっと見たいと思っていた映画「緑はるかに」を見た。

 

1955年公開、である。昭和30年だ。

コニカラーのデビュー映画、そして浅丘ルリ子のデビュー映画である。

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当時14歳。お話は…子供向けミュージカル空想冒険映画、といった愚にもつかない内容で、率直に言えば興味も見どころもそこでは無い。

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※ちなみに5:08頃に出ているのは”王子様”若き岡田真澄である。

 

監督の井上梅次は、石原裕次郎の時にも「わぁー」と思うような空回りした夢想家的映画だったので、見たところでやはり予想通りであった。

この映画、最近復元されたフィルムなので、画質が恐ろしく良い。何よりも色味が素晴らしい。初期のカラー作品はどぎつい色味でコントラストも強く、むしろモノクロの方が…という具合でそれで製作時期がわかる程だったのだけれど。ちょっと感動したよ。

 

久しぶりに来た大阪・九条のシネ・ヌーヴォ。以前来たのも確か日活映画特集だったような気がするな…

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注目度も高くない映画とはいえ、これが映画館でかかる機会などもう2度と無いだろ。万難を排して見るために朝イチで整理券ゲット。

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時間つぶしも兼ねて、近所の祖母の家に顔を出してきた。

 

「緑はるかに」の価値は、"浅丘ルリ子のデビュー作"に尽きる。彼女は何せ中原淳一に見初められた女優なのだ。中原淳一が関わった映画のオーディションに、彼の推薦で選ばれてデビューを飾った映画。だからこそ、こんなに少女趣味な映画の企画だったのだろう。

そして僕は彼女の大ファンなのである(笑) 行くしかないでしょう。

 

彼女について、出回っている写真で昔から一番だと思うのはこれしかない。つま先までビリビリするように張り切った緊張感。撮影は早田雄二だっただろうか。時代は1970年頃。

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世界が最もファッションに意識が高かった時代に、最も美しい人。それが浅丘ルリ子なのだ。

 

「緑はるかに」と浅丘ルリ子のもう一つの側面は、中原淳一の存在感だ。見ている間、やっぱりこの人の世界観が頭をよぎる。

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やっぱりこの人の絵はモダンだなあと思う。十二分に今でも通用すると思うんだけれども。

 

閑話休題。

 

そして、外を出たらこんな九条の街が広がっているのである。

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可愛らしい、うわ言のように何かしら呟きながら去っていく女の子がいたり。

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いつもように夕方から開いている大衆酒場があったり。

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良い街だ。

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閑話休題。

 

なんとなんとのラクサ風カップヌードルが出た!味は…ココナッツミルク風味は好きだ、という事を確認させてくれる味。

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この日はその後今出川のタイ料理屋に来た。ひさしぶり。

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タイ料理への経験値が上がった今、味が気になれば砂糖と酢を足して深みを増す事で解決できる事ができた。美味い。

 

そしてそして!

なんとあのマンゴー&スティッキーライスが目の前にin Japan!!! 素晴らしい。もちろんマンゴーの種類の差もあったりだけれども、けれども、これが日本で食べられることに感謝の念を禁じ得ない。

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閑話休題。iPhoneでこんなマジックが撮れた。

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