埃の街

インドネシア出張から帰国。またまた初めての国である。

 

バリ、デンパサール空港で乗り換える。ちょうど夕暮れ時の良い時間に出くわした。

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入管の内側、国の外側に入り込む猫だ。国籍不明猫。

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そして、夜には混雑する街ジャカルタに到着した。もう初めてでもあまり心配もしないし、下調べもしていない。

 

で、朝起きて初めて周囲の状況を知る。なんだか予想以上に荒んでいるぞ…これ、スリランカ並ではないか。

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しかし、そんな感慨も刹那に取引先へと向かう。交通渋滞が酷いらしいので、通常では30分見ておく距離でも1時間前に出る。

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45分程度で到着できたが、確かに少しは酷いかな?という雰囲気。こういう土地柄だとバイクタクシーなんかが発達しそうなんだが、車のタクシーしか無い。地元民も困らないの?

 

重要で素晴らしいポイントは、ここではきちんと住所が定まっている事だ。それがナビやGoogleで検索できる。実はクアラルンプールでもバンコクでもこれができない。これって都市のインフラの一つで間違いないし、今後更に重要になってくるに違いないメリットだ。

 

大きな建物は幾つかあってもモールは少ないっぽい…"アイラブインドネシア"

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この日は2件の訪問。

次の日は更に忙しさが増した。何より午後には次の街へと向かわねばならない。一人目のお客さんと話しながら次のお客さんの場所へと送ってもらい、時間を間に合わせた。

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ローカルな店では英語が通じない、けど簡単な言葉でなんとか通じる。アイスコーヒーは"Es Kopi"。これだけしか話せないけど(笑) 100円位?

 

何しろバイクが多い。個人用ばかりだ。土がむき出しの場所も多く、土埃が結構立っている印象が残った。

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この手の屋台も無数にある。バンコク以上に多い。揚げ物、煮物を供する店が多いのかな。

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午後は別のエリアである。この通りは多数の修理工場、中古部品なんかの自動車関連が軒を連ねている。しかもかなりの店が零細レベルで、如何にも発展途上国的風景だ。

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例えばこんな風に中古のドアミラーを磨いていたり。しかも屋台で、である。こんなんで1日の上がりはどの位なんだろう。売れるのか?

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そんな感じでバタバタとジャカルタ滞在が終了。すぐさま空港へと向かう。

 

実はホテルの側にも鉄道が走っている。けど使えない、らしい。線路の方向も違うし、汚いし、だそうだ。その踏切を渡る。

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車両は元東京の地下鉄、営団6000系である。いつか試してみたいなあ。

 

待ち合わせの際に地元の新聞を見ていたら、こんな広告を発見。日本へのツアーである。三重と和歌山とか、マニアックじゃないか!

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和歌山を含む8日間のツアーは26万円である。とはいえ、東京も富士山も京都も金沢も大阪も計10ヶ所も行くという、超盛り沢山な内容だ。疲れそう…

 

そして、次の街スラバヤへ。この街も一泊だけで次の日にはスマランへと向かった。

ここも充分以上に大きな都市だが、ホテルの前には若者たちがたむろしていた。なんだかどこかの田舎町にいるような、そんな暖かい気持ちになるんだな。

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