最近はもっぱら図書館で借りるからか、小説よりノンフィクションや論説の類が多かった。でも、興味がある内容だから借りているのにどうにも読む気が進まない事が多い。
疲れて帰ってきて、手を取ろうと思えんのよな…
この本もそんな感じで途中で返却した。
無縁・公界・楽―日本中世の自由と平和 (平凡社選書) 網野 善彦
無縁・公界・楽―日本中世の自由と平和 (平凡社選書)
posted with amazlet at 18.09.12
中身はとても興味深い。(今よりも)厳しい仏教社会では当然なのかもしれない。人権や近代的な社会構造と宗教とは相容れないものなのでは無いだろうか。等とも思う。
同時にこういった例外的要素は「やはり」存在したのだな、とも思う。
あまりに読みきれないのが哀しくて、家の小説類を読み潰していくことにした。
さすが。昨日から午前中で一気に読み終えた。今の自分にはとても癒やされる楽しい本だった。
今読み終えた。これまた半日。全員が裏側を見せていく。最後にあんな流れはズルいよ。上手い。でも、映画はどうも期待できない、気がする。
読みながらずっと浮かんできたのは、夕暮れの太陽だった。田舎は日の動きに沿って時間が流れる。そうだった。京都にいると忘れそうになる。