シンガからスリランカはコロンボに深夜到着。
一泊したら昼からはキャンディに向けてさっそく出発。とはいえ2時間待たされたけどな…
既に3回めなので慣れたものだ。
田舎の方に来ると、こういうお店ばかりが並ぶ。誰が買いに来るのかと訝しむような場所ですら、ある。
どの店も、同じようにバナナやココナッツなんかの果物、飲み物にお菓子類を売っている。
何時ころまで開けてるんだろう。
いつものホテル、いつもの食事。
翌日は朝から商談をして、その後ご飯を食べにシナモン・ホテルの美しいレストランに行ったら、お仕事は終了だ。しかし、おもてなしを受けるのも、またお仕事。
街を抜け、こんな街の更に奥に行く。道も狭くなり、もはやクルマよりトゥクトゥクの方が多い。
じーっと睨まれたけど、直後に満面の笑みを返してきた。"外人"がすごく珍しいようだ。
どんどんと、更に山奥へと分け入る。
そして、到着したのは古めかしい工場だ。真ん中の男がここの管理者、両脇がウチの取引先さん達。
ここはクルガマ茶園という紅茶の加工工場なのである。17世紀にできたらしいので、創業300年以上。当然英国植民地時代。英国臭がすごく強い様式で、まさに教科書で見たような植民地的風景である。
周囲から摘んできた生茶から加工していく。
木津や柳生で茶畑はたくさん見たが、実際の加工現場はスリランカが初めてっていう。瑞々しい茶葉。少し大きいのかな?
場内に日本の標語が書かれている。「整理」「整頓」「清潔」「清掃」「躾」だそうだ。
発酵の工程だろうか。歴史が蓄積された空間。
紅茶の山、である。ここから選別によってゴミを取り、サイズごとに袋詰めしていく。
すべての工程はこのような年齢の女性達が携わっている。裸足だ。
摘みたての茶葉。
工場を引きで見ると本当にイギリス植民地の雰囲気が漂う。
これが茶畑。日本のように畝にしているが、日本ほどきっちりとした山型ではない。なぜか合間にはパピルスの木が植わっている。
こんな高地をさらに横移動し…
物凄い泥道を越えて、お寺にやって来た。雨のせいか、土が流され荒涼としていて、まるで何かが終わってしまったような殺伐とした雰囲気が漂う。
立ち尽くし、さて、二の句が継げない…
ネリガラという、この場所は地元では知られているそうだ。だが、来ること自体が一苦労な場所である。
そんな異世界から文字通り下界へと降りてきた。
極めて珍しい、金魚屋さん。この国ではペットは基本存在しないらしい。
ホテルに帰ってきたら子どもたちがプールではしゃいでいた。過ごしやすい気候で、薄ら寒いくらいなのに!
ここでは本当に子供が多い。しかもすごく人懐っこい。行く先々で彼らを見て和む。
またも4時間のドライブの後、コロンボまで帰ってきた。例のユニフォームを買いに出かけた帰り。
このトゥクトゥク、ボロボロである。信号でエンジンが止まる。しかもガソリン切れ。
やっぱりキャンディに比べたら、落ち着くわ。次回はこの列車にも乗りたいものだ。
行きの飛行機で、こいつが見れるというサプライズ!
Atari: Game Overという名のドキュメンタリーで、少し前に知ってとっても見たかったんだよ!
と思ったら、フル動画上がってるやん…