中国映画レビュー「大路朝天 The Connection」

大路朝天 The Connection

 

 

大路朝天 The Connection

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【スタッフ & キャスト】

2018年 中国
監督: 苗月(ミャオ・ユエ)
出演: 李保田(リー・バオティエン)、陈瑾(チェン・ジン)、巴登西绕张政勇(ジャン・ジェンヨン)孙敏(スン・ミン)

 

 

 

【ストーリー】

中国改革開放実施40年にちなんで、成雅高速、雅西高速、雅康高速に代表される四川省道路建設に携わる人々の活躍を描く

中国大陸部映画興行週間ランキング(2019.1.7–2019.1.13)_中国国際放送局 より

 

 


【感想】

非常に評価しづらい。語弊があるが、他の東南アジアの国の映画を見ているみたいだった。なんというか、様々な意向が詰め込まれているのが画面からも伝わってくる。技術者たちの奮闘の歴史を見せるという「プロジェクトX」的な映画だろうと思っていたが、ストーリーの様相が途中から変わってくる。音質がアフレコ的だったり、作為的な場面が多かったり、編集の粗がすごい。絵面も平板でドキュメンタリー番組ぽく、かつ創作されている感じも強いので、見続けているとどこへ連れて行かれるのだろうという不安が増していくのであった。本当、なぜこの映画がヒットしたのだろうか。とりあえずノスタルジックな映画ポスターは素晴らしい。

 


【トピック】

○ 公開3週目で興収トップ10入りしてきた映画だが、あまり情報が無い。改革開放40周年を記念して四川省の橋梁建設を時代の移り変わりと共に描いた…という事らしい。一体どうしてこの映画がランクインしたのかも不明。制作会社もあまり見ない社名ばかりがずらずらと並んでいる。
○ 監督の苗月(ミャオ・ユエ)は「十八洞村 Hold Your Hands」などで知られる国家一級導演のひとりだそうだ。役者陣も、李保田(リー・バオティエン)、孙敏(スン・ミン)、巴登西绕など国家一級演員たちが揃えられている。この国家一級~というのは国家により認定された優秀技術者という意味の指定らしく、人気や国民的な評価とも少し別種の意味があるように見える。メンバーからも国家主義的な方向性が垣間見える…かどうか?