先のエントリーに続いてインドネシア編。
- トヨタ・ラッシュ、ダイハツ・テリオス
- ダイハツ・タルーナ
- トヨタ・キジャン、キジャン・イノーバ
- トヨタ・カリヤ、ダイハツ・シグラ
- トヨタ・アバンザ
- ダイハツ・ルクシオ
- トヨタ・ヤリス
- トヨタ・アギア、ダイハツ・アイラ
- トヨタ・ソルーナ
トヨタ・ラッシュ、ダイハツ・テリオス
トヨタで目新しいモデルはこれ。トヨタ・ラッシュ。日本では一代限りで終わったSUVだが、こちらでは順調に発展して昨年二代目にバトンタッチした。先代に比べると7人乗り用のロングボディのみとなったからか、相当大柄に見える。
もちろんこのモデルはダイハツによる開発。ダイハツ版はテリオスの名前で、つまり三代目になる勘定だ。
こちらは、そのダイハツ・ビーゴこと先代テリオス。日本では行われなかった2015年のマイナーチェンジにより、顔が大きく変わっている。
ダイハツ・タルーナ
これが初代テリオス、と言いたいが少し違う。この地ではテリオスの7人乗りが設定され、ダイハツ・タルーナ (Daihatsu Taruna)という名前で販売されていた。
リアは、そのテリオスとRAV4を混ぜたようなデザイン。
トヨタ・キジャン、キジャン・イノーバ
インドネシアでは、言わずと知れたベストセラー、トヨタ・キジャン・イノーバ。
リアスタイルは、ややゴテッとしている。
これは初代キジャン・イノーバの初期モデル、フェーズ1。
最初はシンプルなリアスタイルだが、
後年は色々デコレーションされていく。
更に先代となる4代目キジャン。後期型の廉価版だろうか。
キジャンにはピックアップもラインナップされていた。これは4代目ベース。
こちらは90年代の3代目。
3代目は10年に渡って生産された。これは初期のフェーズ1。相当クラシックな雰囲気になる。
リアはランクル70系の印象が強い。
そしてこれが今回の最古。2代目キジャン・ピックアップ。80年代とは思えない、むしろ終戦後のコニーとかホープスターとか言う名前が想起されるようなブリキのオモチャ的スタイルが最高だ。
トヨタ・カリヤ、ダイハツ・シグラ
そして今、路上で最も見かけるのはこの兄弟だ。トヨタ・カリヤ (Toyota Calya)と、
インドネシア政府のローコストグリーンカー (LCGC) 適合車で、規制が求める
1. 排気量が1200cc以下(ディーゼル車は1500cc以下)
2. 20km/ℓ以上の燃費性能
3. 部品の現地調達率80%以上
などを達成しており奢侈品販売税(10%)を免除される。
そのかわり、販売価格は約85万円以下にする事も求められて、中流層に買いやすい"国民車"の販売促進を狙った政策なのである。
この規格に適合しているライバルは、ホンダ・ブリオ、ダットサン・GO+などがある。
トヨタ・アバンザ
こっちは、LCGC前のベストセラー、トヨタ・アバンザ。前回にフロントは撮影したので今回はリアのみ。
こっちは先代アバンザ。
ダイハツ・ルクシオ
ダイハツのミニ・アルファード、ルクシオも前回撮影した。タウンエースがベースになる。
トヨタ・ヤリス
ラインナップの基本、小型ハッチバックのトヨタ・ヤリス。つい先月にマイナーチェンジが行われたのでこれは前期型になる。LCGCの小型車が増えてくる今後、シェアは減るのではなかろうか。
トヨタ・アギア、ダイハツ・アイラ
そのLCGCの小型車がこれだ。トヨタ・アギア (Toyota Agya) / ダイハツ・アイラ (Daihatsu Ayla) である。これはダイハツ版の前期型。1.0/1.2Lのハッチバックで2012年に登場した。
こちらは昨年出た後期モデル。
トヨタ・ソルーナ
これまた懐かしい。5代目ターセルだが、これはアジアモデルのトヨタ・ソルーナ(Toyota Soluna)だ。2000年頃だから、はや20年選手。