君の名は。を見てきた。
大ヒット中だが、チケットを取ろうとしてここまでとは。
直近も次の回も既に9割方埋まっている。
しかも、劇場の客層も幅広くて「ああ、これはヒットしているのだ」
と体感した。
記憶をめぐる物語だ。
大きな記憶、衝撃の記憶、人伝いの記憶、昔の記憶。昨日の記憶。
僕が記憶と認識するから「記憶」なのであって、大切な思い出になるのだ。
震災の、自分が後から見に行った、決して体験した訳じゃない記憶は、
それはそれで大事なもので。
何が大事で何がそうじゃないかは、自分のお話なんだという。
シュタインズ・ゲートを思い出した。あれもタイム・ラプスものであった。
絵が良いという評判よりも、個人的には音楽の良さが印象的だった。
RADWIMPSは好きでも何でもないが、とても誠実な仕事をしている。
それにしても、純粋な恋愛映画なのに、とても複雑な構成だ。
こうまでして整合性を追求しなければいけないのか?
それがとても息苦しくもあった。
その部分は、中国映画を見習っても良い気もするぞ…