バンコク出張から帰宅。今回見つけたいい映画はこれ。
左耳というタイトルの青春群像劇。
直前に東京国際映画祭関連で日本公開を果たしていたようだが、京都では見れなそうだ…
2015年 中国
監督: 苏有朋 (アレック・スー)
出演: 陈都灵(チェン・ドゥリン)、欧豪(オウ・ハオ)、杨洋(ヤン・ヤン)、马思纯(馬思純、マー・スーチュン、サンドラ・マー)、段博文(ダン・ボーウェン)、胡夏
とても美しい海岸が広がる。福建省厦门(アモイ)だそうだが、最初まるでスペインとか南欧かと思ってしまった。こんな美しくて、しかもベタな中国的ではない風景があるなんて。
原作本が人気らしいので読んでみたい。王道的な話運びだが、時折でるアクションの質が高いので冷めない。完璧でないキャラばかりで少し苦い思いを抱えているから、皆に共感できる。
このシークエンスは何度見ても涙が出る。"吧啦是我好朋友"!!!
www.youtube.com [ENG] The Left Ear Trailer 电影左耳 预告片
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出張前にはエベレスト3Dも見た。
原作は以前読んだ「空へ」である。映画を制作していると聞いていたので楽しみにしていた。錚々たる役者陣。
teppay-dailydiary.hatenablog.com
あの本は本当に素晴らしいのだが、当然だが実際の状況は想像するしかない。この映画はその不足分を十二分に満たしてくれる。映画が満たしていない(と思われる)細かな説明は本で満たされているので、自分にとっては正に「あの遭難」を追体験しているようだった。これこそ"Literally"(文字通り)映画体験の本質じゃないか!
帰ってきて、更にこの事件でも登場するIMAX隊制作の動画を見たり。こんなサイトも発見した。さすがエベレスト、というか商業性という負の側面も未だ残っている。