カンボジアのクルマたち

昨年の夏、カンボジアに行ったときにいくつか自動車の写真を撮ってきた。

 

カンボジアは左ハンドルの国なので、同じ左ハンドル国からの輸入車がメインだ。
見た限りは、多くがアメリカか韓国から来ているように見えた。ただ、アメリカブランドは少数しか走っていない…理由は推して知るべしか。
新しいモデルは中国ブランドも少し見かける。現在のカンボジアは、街中がと言っていいほど中国資本に席巻されているので、今後はどんどん中国車が入ってくるんじゃないだろうか。

 

これはプノンペンで見かけたディーラーだが、こんな感じでレクサスやレンジローバーが至る所で売られていたし、実際に大量に走っていた。ちょっとした中国バブルである。会話は英語より中国語という人が多かった。

プノンペンの自動車ディーラー

 

 

 

8代目トヨタ・カローラ

110系カローラだが、このテールは北米版。プリウスやカローラなどは、日本仕様とはひと味違うアメリカ仕様を多く見かけた。

8代目トヨタ・カローラ

 

初代トヨタ・シエナ

アメリカでのみ販売された初代シエナ。これは2000~2002年の後期型。シボレー・ルミナなどに影響を受けたプロポーションが、いかにもアメリカ版っぽい。

初代トヨタ・シエナ

 

4代目トヨタ・アバロン

トヨタのショールーム前に停まっていたアバロンだが、並行輸入車じゃなかろうか。2013~15の前期モデルだ。仮ナンバーか外交官ナンバー?なのか、様式の違うナンバープレートを付けていた。

4代目トヨタ・アバロン

 

Bisu(比速汽车)T5

この比速汽車というブランド、深圳でも見たことがないが、たしかに中国メーカーだ。2015年に重慶で創業し、3つの小型SUV系モデルを生産しており、このT5もそのひとつ。
1.5Lターボで7人乗り。価格は100~150万円程度だ。

【比速T5】比速汽车_比速T5报价_比速T5图片_汽车之家

Bisu(比速汽车)T5

 

LEVDEO Coco

プノンペンのショッピングモール、シティモールの中で見かけたこの車は、LEVDEO(雷丁电动汽车、雷丁電動汽車)という中国・山東省にあるメーカーの電気自動車だ。Cocoというこのモデルが、このブランドの最小モデルで、他には最大ホンダ・ヴェゼル・クラスまでの4モデルをラインナップしている。メーカーのwebサイトでは、中国映画スターの黄晓明(ホアン・シャオミン)が出てきて驚く。そんなに大メーカーなのだろうか。

LEVDEO Coco

 

 

2代目ヒュンダイ・ポーター

韓国車もよく見かけた。これはヒュンダイ・ポーターの93年~97年に生産されていた2代目後期型だ。初代のフォード・トランジットベースに代わり、2代目は同じく2代目の三菱デリカベースになった。ちなみにこのポーターは、ベースのデリカが生産終了となった時期に入れ替わるように韓国で生産を開始している。ポーターの名が入っているので韓国で使われていたモノだろうか。

2代目ヒュンダイ・ポーター

 

サンヨン・チェアマンH

ベンツと技術供与を受けていた韓国サンヨン(双竜)が、96年までのEクラス(W124)ベースに作ったセダンがこのチェアマンだ。これもきちんとベンツの生産が終わってから、チェアマンの生産が開始となっていて、第二の人生を歩んだ形になっている。全体の雰囲気では違うモデルだが、ボンネットやグリルだけはきちんとベンツ風味を維持している。この車両は2003~2011年の中期型となる。

サンヨン・チェアマンH

 

4代目ヒュンダイ・サンタフェ

2018年にフルモデルチェンジした、4代目の現行サンタフェは本当にカッコいいと思う。オリジナリティもあり、ダイナミックなラインかつクオリティも確かで、正直に言ってデザインについては日本車を凌駕しているのは間違いない。ほかのモデルも同じようにハイクオリティで驚異的だ。

4代目ヒュンダイ・サンタフェ