中国映画レビュー「龙虾刑警 Lobster Cop」

龙虾刑警 Lobster Cop

 

 

龙虾刑警 Lobster Cop龙虾刑警 Lobster Cop

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【龍蝦刑警】Lobster Cop 電影預告 警察賣雞不夠炸 賣龍蝦才夠瞎 ~以笑制暴上線

 

 

【スタッフ & キャスト】

2018年 中国

監督:李昕芸
出演:王千源袁姗姗(メイベル・ユァン)刘桦周游周云鹏沈腾

 

 

 

【ストーリー】

王千源率いる刑事のチームは、ある組織の拠点を内定することに。張り込み場所を探すはずが気がついたらザリガニ料理のレストランを買い取る事になってしまい、あげくには店を経営しながら操作を続けていく。

 

 


【感想】

以前の出演作から強面の印象な王千源がコメディに登場!というのがウリであろう、この作品。あくまで刑事モノで今までのイメージを崩さないように新基軸に挑戦している。チームものなのでメンバーのキャラも大事だが"料理もできる"刘桦、"元気ハツラツな紅一点"袁姗姗など好感が持てた。何より悪役のキャラがかなり良い。周云鹏演じる内定されているヤクザのボスが、悪そうだが憎めなさそうな絶妙の雰囲気をしっかり作り上げている。結果的にどちらにもバランスよく共感できる安定感のある仕上がりであった。佳作と言っていいと思う。

 

 


【トピック】

まさかの実話がベースのシナリオだそうだ。言わずとしれた王千源は「誘拐捜査(解救吾先生 Saving Mr. Wu)」(2015)「破・局 Peace Breaker」(2017) といった作品などで一躍トップスターに。今作では東北訛りで全編通している。だが、あとはなぜか出演の沈腾以外、他の役者はそれほど知名度は高くない。周游はドラマ版の「左耳」(2015)に出演していた。とても印象的な演技であった敵役の周云鹏は、俳優・コメディアンの趙本山の劇団出身のようである。
韓国映画エクストリーム・ジョブ(2019)は同一脚本を基にしている。2015年に中韓合同のストーリー共同開発プロジェクトで受賞した脚本をベースに作られた。*1 どうりで似ている話のはずである。

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