マレーシア滞在中は、なにせ暑い。
暑くて昼間はとにかく出かけるのがおっくうになる。
しかし、出かけないわけにもいかなくて大汗かいたりした後にぴったりなのが、かき氷である。
マレーシアでも、東南アジア圏でよく見るようなかき氷があって、チェンドルとかアイス・カチャンとかABC (Air Batu Campurの略らしい) とか呼ばれている。コタキナバルではABCの呼び方が一般的だろうか。
中身は色々で、ココナッツミルクに小豆とかコーンとかスイカにグラス・ゼリーとかが載ったりするけど、やっぱり緑色のゼリー、チェンドルが必須だろう。そんなに味も香りもしないのがほとんどなので、涼感として入っている感じ。ここでは緑色が涼し気なんだろうか(笑)
凍ったままで食べるより、しばらく待ちつつ溶かしてからのドロドロ状態を食べるのがマレーシア流。これが美味い。
ABCは、とにかくどこででも注文できる。一見無さそうでも聞いてみたら確実に用意してくれるので毎日のように食べていた。
そしてもう一つのキラーアイテムがこれ。ライム・ジュースである。Jus Limauとか呼ぶが小さめのミカンで作るレモネード的な飲み物。暑くてたまらない時、この酸っぱい味が最高なのである!
こんな梅干しを入れたものもコタキナバルでは良く出てくる。三酸冰 とか橘子冰とかいう名前だ。梅干しと言っても「酸梅」という甘さもある干し梅干しだが、それが風味を一段と深めてくれる。
ライムジュース、Jus Limauの缶入りも売っていて、常にホテルに常備するようにしていた(笑)
このライム、実はカラマンシー (Calamansi) という名前で売っているので、この名前を見つけたらとりあえず買っておくと、マレーシア生活に涼をもたらしてくれる個人的に最高の一品なのである。