世界は日本に近づいている?

イギリスのEU離脱が決定となった。

 

国民投票の開票結果は24日の日中に報道された。

23日、香港に到着した夜のドル円レートは106円と反発して報道も

離脱回避を予想していたが、朝起きて再度チェックすると既に100円

前後まで急落していた。焦ってニュースを見ると「離脱確実」の文字。

 

news.tv-asahi.co.jp

 

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その後数日、色んな報道や市況を見て考えがまとまってきた。

どうも、世界の空気は次のフェーズへと移行したようだ。

 

そこから更に色々と考え、新しい考えが湧いてきた。

それが、以下の内容である。

 

 

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最近考えを改め始めている。

 

もちろんトランプ旋風とイギリスの選挙がきっかけだ。

グローバル化する事で出てきた多くの問題を、理想でカバーし続けるももはや流入する移民に対応しきれなくなっている国が増えている。

香港・シンガポールなどの国も同じ傾向が続くとしたら、どこで均衡するかを政府は決定できるのだろうか。

 

 

ある程度の保護を伴う社会民主主義的な政策が、中国を含めてもほぼ世界的にデフォルトになりつつある現状、経済動向に依る人口比の急激な変動は政策にも大きく影響を及ぼす。

そのリスクを考えるなら、今の日本のように移民や外国企業の流入障壁を維持する方がむしろ長期的な成長政策も維持しやすい。そもそも貧困層であれ、富裕層であれ移民はメリットによって移動するリスクを取れる人々だ。

イギリスがトルコ化したら、誰がイギリスに魅力を感じるのだろう。

参入障壁は国=そのエリアの個性も維持し、観光産業や地政学的なメリットも維持しやすくなる。魅力をいつまでも保ち続けやすくなるのだ。

 

イデアは世界を移動するが、土地の魅力はそこに居続ける。そうなる方がグローバルという言葉の魅力はむしろより強まるのではないか。

つまり、世界はより現在の日本のようになっていく。

 

こんな風に今日ふと思ったんだが、どうだろう。