京都の力、空想の力

福岡からの帰りに読んだ。

 

太陽の塔 (新潮文庫) 森見 登美彦

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太陽の塔 (新潮文庫)
太陽の塔 (新潮文庫)
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森見 登美彦
新潮社
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京都に帰ってくる道中で、まさに舞台となる我が家にたどり着くまでに読み終わった。

百万遍から北白川別当までの、京大北側エリアが余すところなく描かれている、正に自分のためのストーリー。

この場所ならではという物語だけれど、妄想できる力があれば、これは多分どんな街でもできる。

読みながら、むしろそう思った。

 

綺麗すぎない、酸いも甘いも染みこんだ空想小説。