富山で休もう。 Pt.3 鉄道編

今回は路面電車をはじめとして、数多くの鉄道に触れた。

 

まずは京都。嬉しい偶然、117系。

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こいつも、もうそろそろ退役間近だろう。

 

路面電車の街、富山駅からホテルまでは、富山ライトレールというLRT。LRT(次世代型路面電車)には確か2回め。かっこいい。

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ボンバルディアのライセンス生産車。

 

LRTは昔、広電で乗ったんだっけ。この種のヘンテコな座席配置がちょっと違和感あるが、特徴でもある。

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富山で乗りたかったもののひとつ、富山地鉄。この立山らしいクールなカラーリングで日本一素敵な私鉄だったけど…最近別のダサイ黄/緑コンビネーションに侵食されつつあった。。。

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しかし、今でも時代性を超えた名デザインだと思う。

 

翻って車内は、時代を映すロマンスシート。いかにも昭和40~50年代の雰囲気そのまま。

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この寺田駅もそうだが、車両よりとにかく駅設備が圧倒的に古い。なんとか頑張ってるのはわかるが、完全に時代に取り残された地方ローカル線だ。個人的には垂涎ものだが…

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数年以内に危なくなるかも…と心配になるレベル。

 

もうひとつのメインは、やっぱり黒部峡谷。

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この、小さな身体にギュギュッと詰め込まれた感じが"おもちゃ感"がすごい。

 

その意味で、僕らにとってはある意味、別種の鉄道であった。好きとか嫌いとか言う範疇の外という感じ。

 

みんないい笑顔で、トロッコ列車に乗り込んでいる。

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のんびりした雰囲気は微塵もなく、ハキハキ、機敏に単機回送。

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ぐいぐいと、様々な特殊設備を備えた線路を登っていく。

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とにかく、しっかりとお金をかけているのが印象的だった。丁寧に設備も更新され、運転手も若い人が多い。平均年齢も相当若いのではないか。観光客対応も丁寧で、リピーター増加に貢献しているのがよくわかる。さすが関電パワー??

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駅を出たら、古い車両がちゃんと廃車にせず展示してあったり。マメだねえ。

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かたや(笑)・・・という風情の氷見線。これはこれでグッとくる。今や絶滅危惧種のキハ40。

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これ!昭和30年代そのままの"ボックスシート"オリジナル・セミクロスシート。素敵すぎる。

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夜汽車の風情を未だに残す風景だ。

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今回久しぶりに乗って、思ったより静かなことに驚いた。轟音を発して加速していくイメージだったのだが、なんなら環状線の103系以上に静か。これは今でも使えるんじゃないの?などと一瞬思ったが、何せ最高速度40kmいかんレベルだし、燃費もヤバいんだろうね…

 

高岡-富山間も、これまた懐かしいオリジナル415系。これも退役寸前。席配置もセミクロスそのままで、正直「よくもまあ」と思うが、素直に嬉しい。

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富山名物は制覇しておかねばならない。富山市電は改めて調べると、色々と復興のために紆余曲折を経たようだ。

この富山駅ナカに入ってくるようになったのも"新幹線以後"の事らしい。

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しかし、中は昔ながら。しかも、賑やか。嬉しい。

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翌朝も改めてすこし乗ってみる。やっぱりこの7000系がいいな。

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正直、無味無臭といった印象の8000系。

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一方、ヨーロッパ臭がぷんぷんするボンバルディア・ライセンス品、富山ライトレールと共通の9000系。

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ホームでは名古屋からやってきたキハ85"ひだ"にも遭遇。

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高岡駅で休んでいるキハ40たち。後ろの立山連峰がいつも見守っている。

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万葉線も富山市電と同じデ7000系が頑張ってる。

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富山弁の運転手さんとお客さんの会話が、富山より更にローカル感を増す。しかしお客は外国人率高し。

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一方でライトレールと同じボンバルLRTも走っている。

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やっぱり乗っておきたい。北陸新幹線でシメ。

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とてつもなく静かなのが印象的な車内。これは軌道をはじめインフラの状態に依るんじゃないか。車両のE7系は…東北新幹線と較べてどうだったか、忘れた。

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加賀=金沢的なカラーリングの室内。ただ、少なくともシートだけでも九州新幹線の方が素晴らしい。