バンコク出張から帰国。
今回はあんまりタイ料理を食べなかったなあ。中華料理もなし。いつもと違う洋風メインの食生活となった。
独りの晩飯は色々見たけどイタリアンにした。エビのジェノベーゼ。ごつい本を持って行ったのでそれを読みつつ。
最近はどんどん独りに慣れてきて、もう何の問題もない…良いのかね。
今回泊まったAsok駅近くは最も旅行客と欧米人が多いエリアだ。トリップアドバイザーで探したら小さい店だが評価が高かったので、行ってみることにした。
カンザス・ビーフ・バーガー。正にアメリカンなハンバーガー。
のんびり目にやっていて気楽に行ける。タイ娘と二人でやっていたり、観光客的一見さん/またはアジア人(オレの事)にはそれなりな態度だったり、色々思うことはあるけれど。
これもホテルの裏にある日本食メインの店。
誰もいないテラス席に座ったら猫がやってきた。仕方がないからカルボナーラのベーコンをやったら落ち着いて隣に座り込む。
とはいえ、実際にはすごい蚊に噛まれつつの食事だった。虫よけ無しにはバンコクのテラスは無理っぽい…
蚊はこっちのテラスでも。顧客が副業で経営するアメリカン風ダイニング。ソイ55というThong Lo駅近くの最もハイソなエリアにある。
これは、カルボナーラと豚カツのコンビネーション。でも、こってり2種だとしんどいわ。。。トンカツに爽やかなソースでもかかってたらイケるかも。。。
和食も初体験。こっちも同じく顧客経営の寿司屋。内装のセンスが素晴らしい。ここに限らないが、最近出来たと思しきバンコクの店舗は、どこも日本より綺麗でセンスがある。ケチってるようには全く見えない。
フォアグラ寿司という一品…こってりしてるので生ワサビと一緒に食べるとちょうど良い。
これにしても、全く日本で食べるのと差がない。充分以上に美味い。恐ろしいな。
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とはいえ、独りで食べるのにちょっと違うのを欲していた。そこで思いついたのは…
やっぱりイスラム料理(ハラール・レストラン)だ。
新鮮な発見を欲していた。
Nana駅近くまで歩いてやって来たイスラム通りの中の大きめな1軒。
クリーンで家族も入りやすいように配慮された雰囲気がハラール・レストランの共通点。ファミレスに通じる空気感があるのだ。
このお店はどうやらパンジャブ料理を看板にしている、らしい。インド北部だな。
上の写真で背中を向けている、メートル的役割の威厳のあるおっちゃんに初めてだって言ってオススメを選んでもらったら、突き出し的なサラダ?がカラフルなソースと共に出てきた。しかしおっちゃん、全然笑わない…ヤーさんレベルに強面だ(笑)
生のキュウリと玉ねぎ。ライムを絞り、3つのソースをつけて食べる。非常に爽やか。これとカレーを合わせて食べると、とてもバランスが良くて、胃がもたれない。
ラムとじゃがいものカレー、チキンライス。どちらも殆ど辛くないのが驚き。
ラムは骨付きだが、関節部をわざわざ使って旨味を最大限に引きだしている。すごいよ!
そしてシシカバブ=シーク・ケバブ。本物。てか、日本で食べた事が無い…粗挽き肉で旨味がすごい。
いや、本当に美味くて大満足。
しかしここ、灰皿もあって、たぶん酒もありそう。イスラムやけどいいのか気になるレベル。さすがタイやな…
ここともう一本の通りは、「完全に」イスラム系しか存在しない通りになっている。どの店、どの人を眺めていてもワクワクする、そんな異世界観。