友人に会うために王寺まで行ってきた。
せっかくなので、いつもの近鉄ではなくJRで帰る。昔は快速なんてなく、延々と各駅停車で帰る一ローカル線だった奈良線。
乗り継いで乗り継いで桜井線。香芝の昔の職場にやって来た。
志都美の駅が変貌を遂げていて驚く。
表は小奇麗になっているけれども、裏手の方は僕がいた頃のまま。夜9時10時は当たり前の戦争のような日々。
思い入れを抜きにしたら、ただの田舎町でしかない。でも思い出がいっぱいな自分には切なさが溢れだす。次はいつ頃再訪するんだろうか。
日が暮れ始める頃に王寺に戻ってきた。
貨物駅もあった事を偲ばせる広大な敷地は、夢の跡。
友人と会うにはもうすこし時間がある。大和川に来てみる。
彼岸花が秋が来ていることを知らせる。
散歩の家族連れが行き交うところでしばらく本を読んでいた。
友人と飲みながら、Gガンダム?とかジャンプ漫画の話とか。彼も年をとったもんだよ(笑)
王寺といえば、王ラー。あっさりした彩華系ラーメン。もはや異国の雰囲気すら漂っていた。