最近、自転車に乗るようにしている。
一日デスクワークが殆どなので、帰宅してから小一時間ほどぷらぷらと近所を走っている。ラジオを聴きながらだと飽きずに走っていられるのもいい。
昨日は人の少ない山側を伝って北白川通を北上してみた。
北大路通を越えたあたりから、徐々に昔の田舎町の風景を醸し出す。詩仙堂とか曼殊院とかの風景が見えてくると、周囲の家屋もそれに合わせたかのように古めかしい姿に変わっていく。
常に変化していく表通りから見えない、昔のままの北白川はこんなところに残っていた。
そのまま今度は北山通を西へ向かう。これも、裏を通るように山肌に沿って走ると、また昔ながらの風景が出てきた。北山通が拡幅される前はこっちが街道だったのだろうか。そう思えるような光景だ。これが昔の北山だったんだな
そんな風にぷらぷらと走り、いつしかいつものエリアへと帰ってきた。一乗寺駅では、駅前の自転車屋がまだ開けていて、お客さんのパンク修理かなんかをやっていた。
さ、家へ帰ろう。